注文住宅の間取りを決めるときは、
「これなら暮らしやすそう!」
と思っていても、実際に住んでみると、
「ここ、ちょっと失敗したかも……」
と感じることがあります。
我が家も、全体的には満足しています。
でも、2025年に家を建てて1年ほど暮らしてみると、
- オープン階段と冷蔵庫の配置
- 玄関の広さ
- 収納の量
など、住んでから気づいた後悔がいくつかありました。
特にオープン階段は、見た目や普段の動線はよかった一方で、子どもがいる生活では想像以上に気をつけることが多かったです。
この記事では、実際に住んで感じた「間取りの後悔」と、その対策をリアルな体験ベースでまとめます。
これから注文住宅の間取りを考える人の参考になれば嬉しいです。
間取りは「図面だけでは分からない後悔」がある
間取りは、図面の段階では問題なく見えても、実際に生活してみると気になる部分が出てくることがあります。
住んでみると、
- 家具を置く
- 子どもが動き回る
- 荷物が増える
- 家事をする
- 来客がある
など、図面だけでは想像しきれなかったことが現実になります。
我が家も、間取りそのものにはかなり満足しています。
それでも、実際に暮らしてみて初めて分かったことはありました。
今回は、その中でも特に「こうすればよかった」と思った3つを紹介します。
間取りで後悔したこと①|オープン階段×冷蔵庫の配置
我が家で一番「やってしまった」と感じているのが、
オープン階段の下に冷蔵庫を置いた間取りです。
実は、普段の生活ではかなり便利です。
でも、住んでみるといくつか気になることがありました。
動線は最高。でも来客時に後悔
冷蔵庫は、玄関から入ってすぐの位置にあります。
そのため、
- 買い物後にすぐ収納できる
- キッチンに近い
- ダイニングにも近い
と、普段の動線はかなり便利。
この点については、
「冷蔵庫の場所自体はよかった」
と思っています。
ただ、その反面、
- 来客時に冷蔵庫が丸見え
- 冷蔵庫を開けると中身が見える
という問題があります。
お客さんが来たときは、今でも少し気になります。
耐震対策ができないのが盲点だった
もうひとつ、住んでから気づいたのが冷蔵庫の耐震対策です。
冷蔵庫の上が階段になっているため、一般的な突っ張り棒タイプの耐震対策が使えません。
横に引っ掛けるタイプや、下に設置するタイプなどはありますが、選択肢が限られます。
「冷蔵庫の上に階段がある」
ということ自体は図面を見れば分かります。
でも、
「この配置だと、あとからどんな耐震対策ができる?」
というところまで考えていませんでした。
これは完全に盲点でした。
子どもが勝手に登るのが一番ヒヤッとした
そして、一番怖いと感じたのが子どもです。
気づいたら子どもが階段を登っていて、降りられずに途中で固まっていたことがありました。
そのときは本当にヒヤッとしました。
オープン階段は、
- 見た目がすっきりする
- 開放感がある
- リビングなどが広く見える
というメリットがあります。
一方で、小さい子どもがいる家庭では、「子どもがどう動くか」まで考えておく必要があります。
ベビーゲートが設置できない間取りだった
我が家のようなオープン階段の場合、
「子どもが動き出したらベビーゲートを付ければいい」
と考えてしまいがちです。
でも実際には、
そもそもベビーゲートを設置できない・設置しにくい間取りもあります。
我が家も、後から簡単に設置できる場所ではありませんでした。
家を建てる段階では、
「ベビーゲートが必要になるのはまだ先」
と思っていても、子どもは思ったより早く動き始めます。
だから、子育て世帯なら、
「ベビーゲートを付けられるか?」まで間取りの段階で確認しておく
ことをおすすめします。
▶︎ベビーゲートはいつから必要?動き出してからでは遅い“後悔した設置タイミング”
こうすればよかった|オープン階段の対策
今から考えるなら、
- 階段の位置を安全面も含めて検討する
- 冷蔵庫は来客から見えにくい場所にする
- 冷蔵庫の耐震対策まで確認する
- ベビーゲートを設置できるか確認する
- 子どもが階段に近づく動線を考える
ところまで考えます。
見た目や動線だけではなく、
「子どもが実際に暮らしたらどう動く?」
まで想像しておけばよかったと思っています。
間取りで後悔したこと②|玄関をコンパクトにしすぎた
我が家の玄関は、シューズクロークをつけた分、あえてコンパクトにしています。
これは失敗だったというより、
「収納と動線はよかったけど、もう少し余裕があればもっとラクだった」
という後悔です。
普段は問題なし。でも横並びはやっぱり狭い
日常生活で困ることはほとんどありません。
シューズクロークがあるので、
- ベビーカー
- 外遊びグッズ
- 上着
- 荷物
なども収納できます。
そのため、玄関自体が物であふれることはありません。
ただ、
- 大人と子どもが横並びで座る
- 夫婦ですれ違う
- 子どもに靴を履かせる
といった場面では、
「もう少し広かったらラクだったな」
と感じます。
子どもがいると「余裕のなさ」を感じやすい
特に子育て中は、玄関でやることが多いです。
抱っこしながら出る。
子どもに靴を履かせる。
荷物を持つ。
子どもの靴をそろえる。
これが重なると、玄関の広さに余裕がないことを感じます。
大人だけで暮らすなら気にならなかったかもしれません。
でも、子どもがいる家庭では、「横並びで使う場面」を想定しておくといいと思います。
シューズクロークがあるから成立している
とはいえ、玄関をコンパクトにしたことを完全に後悔しているわけではありません。
シューズクロークがあることで、
玄関そのものはスッキリ保てています。
もしシューズクロークがなく、玄関にベビーカーや外遊びグッズを置いていたら、もっと狭く感じていたと思います。
なので我が家の場合は、
「狭すぎて失敗」ではなく、「収納があるから成立しているけど、もう少し余裕があればさらにラクだった」
という感じです。
▶︎シューズクロークはいらない?靴が少ない我が家が作ってよかった理由|約2畳を1年使ったリアルな感想
こうすればよかった|玄関は「余裕」も考える
今から間取りを考えるなら、
「普段、人が1人通れるか」
だけではなく、
「大人と子どもが同時に使ったらどうなる?」
と考えます。
特に、
- 靴を履かせる
- 抱っこする
- 荷物を置く
- ベビーカーを出し入れする
など、子育て中の動きを想像しておくと、必要な広さが見えやすいと思います。
間取りで後悔したこと③|収納が足りなかった。特に脱衣所
我が家は収納についてかなり考えたつもりでした。
それでも、実際に住んでみると、
「もう少し余裕があればよかった」
と感じています。
特に気になったのが、脱衣所です。
脱衣所は「気づいたら物が増える場所」
我が家の脱衣所には、
- 衣類
- タオル
- 日用品のストック
- 子どもの着替え
など、生活に必要なものが集まります。
しかも、子どもがいると物はどんどん増えていきます。
「このくらい収納があれば足りるだろう」
と思っていても、実際に生活してみると、
「これもここに置きたい」
「これも近くにあると便利」
という物が増えていきました。
設計はよかった。でも「一時置き」が足りなかった
我が家の脱衣所は、
- 洗う
- 干す
- 乾かす
- しまう
が1か所で完結するようにしています。
動線としてはかなり使いやすいです。
乾太くんもほぼ毎日使っていて、洗濯自体はかなりラクになりました。
ただ、そのぶん物も集まりやすい。
そして、
「一時的に物を置いておく場所」
が不足していました。
収納そのものが足りないというより、
余白が少なかった
という感じです。
室内干しをすると、さらに使いにくくなる
室内干しをしているときは、
- 着替える
- 入浴の準備をする
- 洗濯物を干す
- 洗濯物を取り込む
などの動作が重なります。
すると、普段は問題ないスペースでも、
「ちょっと動きにくいな」
と感じることがあります。
時間帯によって使いやすさが変わる空間だった、というのは住んでから気づいたことです。
ラベリングでかなり改善できた
ただ、収納の使い方を見直すことで、かなり改善しました。
我が家の場合は、
「どこに何を置くか」を決めてラベリングする
ことで、散らかりにくくなりました。
さらに、
- 使用頻度の高いもの
- ストック
- 子ども用品
などを分けることで、収納の中も使いやすくなりました。
つまり、
「収納が足りないから収納を増やす」
だけが解決策ではありませんでした。
こうすればよかった|収納は「いっぱい」より「余白」
今から間取りを考えるなら、
収納をギリギリまで詰め込まない
ことを意識します。
特に脱衣所のように物が増えやすい場所は、
- 一時置きスペース
- 余白
- 後から増える物を置く場所
まで考えておきたいです。
▶︎注文住宅の収納は“分け方”で決まる|脱衣所・WIC・パントリー・シューズクロークの役割分担と後悔しない間取りの考え方
間取りで後悔しないために、住んでから思うこと
3つの後悔を振り返ってみると、共通していることがあります。
それは、
図面だけではなく「実際の生活」を想像することが大切だった
ということ。
例えば、
オープン階段
→ 子どもが動き始めたら?
玄関
→ 大人と子どもが同時に使ったら?
収納
→ 子どもが増えて物が増えたら?
というように、
「今の自分たち」だけではなく、
少し先の生活まで想像してみる。
これだけでも、気づけることは増えると思います。
間取りは「比較」すると気づきやすい
もうひとつ、住んでから感じているのが、
間取りは比較してみないと気づきにくい
ということです。
我が家は、最終的に今の住宅会社で間取りを決めました。
もちろんプロに提案してもらい、何度も相談して決めています。
でも、他社の間取りと比較することはしませんでした。
家を建てた後にいろいろな間取りを見るようになって、
「こういう配置もあったんだ」
「こっちのほうが我が家には合っていたかも」
と思うことがあります。
今の間取りがダメだったというわけではありません。
ただ、
最初から選択肢をもっと見ておけば、比較したうえで決められたかもしれない
とは思います。
間取りを決める前に、複数の間取りプランを見ておくのは、後悔を減らすための材料になると思います。
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▶︎無料で複数の間取りプランを比較してみるまとめ|間取りは「完璧」より「生活を想像する」
注文住宅の間取りは、図面だけでは分からないことがあります。
我が家が住んでから感じた後悔は、
- オープン階段と冷蔵庫の配置
- 玄関をコンパクトにしすぎた
- 収納にもう少し余裕が欲しかった
の3つ。
どれも、家を建てる前には「大丈夫」と思っていたことでした。
でも、実際に子どもと暮らしてみると、
「ここはもう少し考えればよかったな」
と思う場面があります。
だからこそ、これから間取りを考えるなら、
- 見た目だけで決めない
- 動線だけで決めない
- 子どもの動きも考える
- 将来増える物を考える
- 一時置きや余白を作る
- ベビーゲートなど後付けするものも設置できるか確認する
- 複数の間取りを比較する
といったことを意識してみてください。
もちろん、どれだけ考えても後悔をゼロにするのは難しいです。
我が家も「もっとこうすればよかった」はあります。
それでも、全体としては今の家を気に入っています。
間取りは、完璧にすることより、自分たちの生活に合うかを考えること。
これから家を建てる人の参考になれば嬉しいです。
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