注文住宅って、オプションを付けるとどんどん高くなるの?
みんな何を追加しているの?
家づくりを始めると、標準仕様とオプションの違いが気になりますよね。
我が家も注文住宅を建てるとき、「せっかくの注文住宅だから、便利なものは付けたい」と思う一方で、
「必要以上にお金をかけるのは避けたい」とも考えていました。
そこで今回は、延べ床31.62坪・土地35坪の我が家が、実際に追加したオプションと、住んで1年で『これはいらなかったかも』と感じたものをまとめます。
結論から言うと、我が家はオプションをたくさん追加したわけではありません。
契約時に希望する内容をある程度決めて、その内容で契約したため、契約後に追加費用がどんどん増えることはありませんでした。
そのうえで、実際に住んでみて「付けてよかった」と感じているものもあれば、「なくてもよかった」と感じるものもあります。
これから注文住宅を建てる方の、オプション選びの参考になればと思います。
我が家は「契約後の追加」はほぼなし
まず、我が家の場合は少し特殊かもしれません。
基本的に、契約するときに希望する設備や仕様をある程度決め、その内容で契約しました。
そのため、
「契約した後に、打ち合わせをするたびオプションが増えて予算オーバー……」
という感じではありませんでした。
我が家が標準仕様から追加したものは、主にこちらです。
| 追加したもの | 我が家で追加した理由・使い方 |
| フロントオープン食洗機 | 大容量で食器を入れやすくしたかった |
| コンロ前のマグネット対応壁 | 調味料やキッチン用品を浮かせて収納したかった |
| 乾太くん | 洗濯物を干す作業そのものを減らしたかった |
| トイレの収納棚 | トイレットペーパーや掃除用品などを収納したかった |
| コンセント追加 | 家具や家電の配置に合わせて追加 |
| シューズクロークの丸い垂れ壁 | 見た目の好みで採用 |
| 太陽光 | 電気代を少しでも抑えたかった |
ほかにも、我が家ではカップボードをすべて引き出しタイプにするなど、収納の使い勝手に関わる部分にもお金をかけています。
オプションの金額はあえて載せていません
この記事では、それぞれのオプション費用を細かく掲載していません。
「金額が分からないから」という理由ではなく、住宅会社によって標準仕様とオプションの区分も、追加費用も大きく違うからです。
たとえば、我が家ではオプションだった設備が、別の工務店では標準仕様ということもあります。
逆に、同じ設備でも住宅会社によって価格が違うこともあります。
そのため、
「この設備は○万円だから高い・安い」と単純に比較するより、
「自分が検討している住宅会社では、何が標準に含まれているのか」を確認する方が重要だと思います。
実際に付けてよかったオプション4つ
ここからは、実際に1年間暮らしてみて、
「これは付けてよかった」
と感じているものを紹介します。
① 太陽光|100万円以上でも付けてよかった
太陽光は、我が家の中でもかなり迷ったオプションです。
100万円以上するオプションだったので、正直かなり悩みました。
共働きで日中家にいないことも多く、
「昼間に家にいないなら、太陽光って必要ないのでは?」とも思っていました。
それでも、「せっかく新築を建てるなら、電気代が安くなる方がいいかな」という気持ちから採用しました。
我が家は、1枚あたり400Wの太陽光パネルを10枚、合計4.0kW搭載しています。
屋根の大きさの関係で、これが載せられる最大量でした。
実際に使ってみると、思っていたより活用できています。
- 育休中で日中家にいる
- 家電を予約運転する
- 昼間に電気を使う
など、発電した電気を使う機会もあります。
さらに、今どれくらい発電していて、どれくらい電気を使っているのかが数字で見られるのも、意外と楽しいポイントでした。
「今日はこれだけ発電してる」
「今月はこれくらい使ってる」
と分かるので、
「もう少し節電してみようかな」
という気持ちにもなります。
売電金額も季節によって差があり、
- 夏(8月):約7,000円
- 冬(2月):約4,000円
ほどでした。
もちろん、発電量や売電額は季節や天候、電気の使用状況などによって変わります。
当時は、「元が取れるのか?」ということばかり気にしていました。
でも実際に使ってみると、
電気代だけではなく、「発電していることが分かる安心感」や「節電を意識するきっかけ」もメリットだったと感じています。
② コンロ前のマグネット対応壁|地味だけどかなり便利
個人的にかなり気に入っているのが、コンロ前のマグネット対応壁です。
我が家では、
- 調味料
- キッチンペーパー
- キッチンバサミ
- その他の小物
などをマグネットで取り付けています。
わざわざ棚や引き出しを開けなくても、すぐに取れるのが便利。
しかも、「浮かせる収納」ができるので、作業台を広く使えます。
注文住宅ならではのオプションでしたが、毎日使っているので、「付けてよかった」と感じています。
③ 乾太くん|「干す」をなくしたかった
共働きの我が家が、「これは絶対ラクになる」と思って採用したのが乾太くんです。
我が家は、洗濯物を干すという作業そのものをなくしたいと考えていました。
実際に使ってみると、普段の洗濯はもちろん、
- 保育園で布団や衣類を汚してきた
- 急いで洗濯しないといけない
- 子どもの着替えが大量に出た
というときにも便利です。
子どもが2人いると、突然洗濯物が増えることがあります。
そんなときに、
「乾くまで待たないといけない」というストレスが少ないのはかなり助かります。
ただし、乾太くんには、
- ガスの引き込み費用
- ガス代
などのコストもかかります。
そのため、誰にでもおすすめというより、
「洗濯物を干す時間をなくしたい人」には向いている設備だと思っています。
④ フロントオープン食洗機|初めてでも便利だった
我が家はフロントオープンタイプの食洗機を採用しました。
深型の食洗機よりも、食器を入れやすそうと感じたことが決め手のひとつです。
実は、我が家は食洗機を使うのが初めてでした。
それでも実際に使ってみると、
「食洗機ってこんなに便利なんだ」と感じました。
我が家では基本的に1日1回使用しています。
もちろん、
- 鍋
- フライパン
- 食洗機に入れられないもの
など、手洗いが必要なものもあります。
それでも、食器を全部手洗いする必要がなくなるだけでかなりラクです。
子どもがいる家庭では、食後に食器を洗っている間にもやることがたくさんあります。
その時間を減らせるのは、かなり大きなメリットでした。
逆に「なくてもよかった」と思ったもの
ここからは、実際に住んでみて感じたことです。
注文住宅では、
「付けてよかったもの」だけでなく、「付けなくてもよかったもの」も知っておく
と、オプション選びの参考になります。
① キッチン上の吊り収納|我が家には必要なかった
我が家にはキッチン上の吊り収納があります。
でも、現在は……
ほぼ使っていません。
中に入っているのは、
- ティッシュなどのストック類
くらい。
ほとんど空いています。
我が家はそもそも物が少なく、カップボードも収納力を重視して、全部引き出しタイプにオプション追加しました。
そのため、「吊り収納がなくても収納は足りたな」と思っています。
もちろん、物が多い家庭なら便利だと思います。
なので、「吊り収納=いらない」ではなく、「自分の持ち物の量に合わせて考える」のが大切です。
② 高級なキッチン|我が家には必要なかった
家づくりをしていると、「せっかくの注文住宅だから、キッチンもいいものを選びたい」と思いますよね。
我が家も一瞬、「高級なキッチンにする?」と考えました。
でも、最終的にはそこまでこだわりませんでした。
実際に住んでみても、「もっと高級なキッチンにすればよかった」とは感じていません。
もちろん、キッチンは毎日使う場所なので、使いやすさは重要です。
でも、
高い=必ず満足度が高い
とは限らないと思います。
我が家の場合は、
- 食洗機
- 収納
- マグネット収納
など、実際の使い勝手に直結する部分にお金をかけた方が満足度が高かったです。
③ 収納の扉|なくても十分だった
もうひとつ、住んでみて感じたのが、
収納に必ず扉が必要なわけではない
ということです。
我が家は、
子ども部屋:収納の扉なし
パントリー:ロールスクリーン
シューズクローク:ロールスクリーン
にしています。
そして普段は、
ほぼ開けっぱなしです。
これが意外とラク。
扉を開ける
↓
物を取る
↓
扉を閉める
という動作がなく、
そのまま取って、そのまま戻せます。
見た目を隠したいときだけロールスクリーンを閉めればいいので、我が家にはこの方法が合っていました。
特にパントリーとシューズクロークは、普段から頻繁に使う場所。
毎回扉を開け閉めするより、
「基本は開けっぱなし」
の方が、ズボラな我が家には合っていました。
④ トイレの収納棚|扉なしで十分だった
トイレには、
- トイレットペーパー
- 生理用品
- 掃除用品
- その他の細々したもの
など、意外と収納したいものがあります。
我が家もトイレに収納棚を付けました。
ただし、ここでは扉付きの収納にはしませんでした。
扉なしの棚にして、その分費用も抑えています。
そして実際に使ってみると、
扉なしでまったく問題ありませんでした。
カゴに入れて収納すれば、
- 取り出しやすい
- 中身をまとめられる
- 生活感を目隠しできる
ので、扉がなくても十分です。
トイレの収納は、「中身を隠したい=扉付きにする」
と考えがちですが、カゴなどを使えば別の方法でも目隠しできます。
我が家の場合は、
「扉を付けなくても収納できるなら、その方がラクで安い」という結果になりました。
オプションは「何を付けるか」より「何にお金をかけるか」
我が家のオプション選びを振り返って感じるのは、
全部をグレードアップする必要はない
ということです。
我が家が優先したのは、
- 洗濯をラクにする → 乾太くん
- 食器洗いをラクにする → フロントオープン食洗機
- キッチンを使いやすくする → マグネット壁
- 収納を使いやすくする → 引き出し収納
- 電気代や発電を考える → 太陽光
というように、
毎日の生活に直接関係するところでした。
一方で、
- 高級なキッチン
- ほとんど使わない吊り収納
- 必要以上の収納建具
- トイレの扉付き収納
などは、我が家の場合は優先度が低かったです。
注文住宅のオプションで後悔しないために
オプションを選ぶときは、
「みんな付けているから」
「せっかくの注文住宅だから」
という理由だけで決めないことをおすすめします。
私なら、次の3つを考えます。
① 毎日使うものか
毎日使う設備なら、多少お金をかけても満足度につながりやすいです。
我が家の場合、乾太くんや食洗機、マグネット壁は毎日のように使っています。
② なくても困らないものか
「便利そう」という理由だけで追加すると、住んでからほとんど使わないこともあります。
我が家のキッチン上の吊り収納がまさにこれでした。
③ 自分たちの暮らしに合っているか
物が少ない家庭と、収納がたくさん必要な家庭では、必要な設備も違います。
我が家に吊り収納がほとんど必要なかったのも、もともと物が少ないからです。
逆に、収納したい物が多い家庭なら、便利な設備になるかもしれません。
「人気のオプションだから」ではなく、「我が家に必要か」で考えることが大切だと思います。
まとめ|オプションは「暮らしがラクになるもの」を優先
我が家が注文住宅で追加した主なものは、
- 太陽光
- コンロ前のマグネット対応壁
- 乾太くん
- フロントオープン食洗機
- トイレ収納
- コンセント追加
- シューズクロークの丸い垂れ壁
などです。
その中でも、住んで1年経った今、「付けてよかった」と特に感じるのは、
太陽光・マグネット壁・乾太くん・フロントオープン食洗機。
反対に、「なくてもよかったかも」と感じているのは、
- キッチン上の吊り収納
- 必要以上の収納扉
- トイレの扉付き収納
です。
注文住宅のオプションは、たくさん付ければいいわけではありません。
自分たちがどんな暮らしをしたいのかを考えて、そこにお金を使う。
これが、我が家には一番合っていました。
そして、標準仕様とオプションの境界は住宅会社によって違います。
気になる設備があったら、
「これは標準ですか?オプションですか?」
と確認しながら、必要なものだけ選んでいくのがおすすめです。
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