注文住宅を建てるとなると、
「結局、全部でいくらかかるの?」
「建物以外にも、どんな費用が必要?」
「住宅ローンだけで足りる?自己資金はいくら必要?」
など、お金のことが気になりますよね。

家づくりは大きなお金が動くから、最初に全部の費用を知っておきたいよね。

全部って……めんどくさ。

でも、あとから『こんなにかかるの!?』ってなるよりいいでしょ?

たしかに。じゃあ、とりあえず理想を全部詰め込んだお家がいくらかかるか知るところから始めようかな。
我が家も、家づくりを始めたころは注文住宅にどのくらいお金がかかるのか、正直よく分かっていませんでした。
そこで最初に工務店で資金計画を作ってもらい、希望を詰め込んだ「超贅沢ハウス」の金額を確認。
そこから、本当に必要なもの・なくても困らないものを考えながら削っていきました。
今回は、そんな我が家の実際にかかった費用・自己資金・住宅ローンをまとめます。
我が家の注文住宅のスペック
まずは、我が家の条件です。
- 4人家族
- 土地:約35坪
- 延床面積:31.62坪
- 太陽光4.0kW
- 耐震等級3
- 長期優良住宅
- 住宅ローン:4,400万円
- 自己資金:300万円
土地や建物の大きさ、設備などによって金額は大きく変わるので、あくまで我が家の場合の実例として見てください。
我が家の注文住宅、最終的にいくらかかった?
先に結論から。
我が家が最終的にかかった費用は、
45,610,836円(税込)でした。
約4,561万円です。
内訳はこちら。
| 項目 | 金額 |
| 建築費 | 31,639,000円 |
| 土地 | 10,437,280円 |
| 外構 | 2,596,000円 |
| 諸費用 | 938,556円 |
| 総額 | 45,610,836円 |
「家を建てる=建物代」ではないんですよね。
土地代、外構費、登記や申請、火災保険などの諸費用まで含めて考える必要がありました。
建築費は3,163万9,000円
我が家の最終的な建築費は、
31,639,000円(税込)でした。
最初の資金計画の時点で、設備やオプションなど、悩んだらとりあえず入れておく、
という感じで、最大値を確認していました。
家づくりを進める中で、
「これはやっぱりいらないかな」
「これは追加したい」
というものが出てきたため、最終的な金額は変わっています。
建築費の中でも、特に金額が大きかったもの
例えば、こんなものがあります。
- 太陽光4.0kW:約120万円
- 乾太くん6kg DX:30万円
- リンナイ食洗機:10万円
- エアコン関係:約65万円
- 地盤改良工事:50万円
- 耐震等級3:約11.6万円
もちろん、これ以外にも本体・付帯工事、建具、収納、間取り関係、水道・ガス工事など、さまざまな費用が含まれています。
我が家の場合は、最初から「とにかく安くする」という考え方ではありませんでした。
欲しいものを一度全部入れてみて、その金額を見てから、本当に必要なものだけ残す。
このやり方が、結果的には自分たちには合っていたと思います。
太陽光や乾太くん、食洗機、屋根裏エアコンなどは、それぞれ実際に使ってみた感想も今後詳しく紹介していく予定です。
土地は1,043万7,280円
土地代は、
10,437,280円(税込)でした。
土地は約35坪。
この金額には、仲介手数料36万円も含まれています。
土地探しについては、実際にどうやって探したのか、何を重視したのかを別記事にまとめています。
土地代だけではなく、土地を購入するときにどんな費用が発生するのかも、最初に確認しておくと安心です。
外構費は259万6,000円
外構にかかった費用は、
2,596,000円(税込)でした。
我が家で行った外構は、
- 駐車場のコンクリート
- アプローチ
- 門柱
- ポスト
- 家の裏側の砂利
- 境界のフェンス
などです。
外構は家が完成してから考えるものだと思っていたのですが、実際には家づくりの予算を考える段階から、ある程度見ておいたほうがいい費用でした。
外構については、どんなものを採用して、どうやって決めたのかを別記事で詳しくまとめています。
▶︎注文住宅の外構はどう決めた?やってよかったこと・後悔したこと
諸費用は約94万円
建物と土地以外にも、いろいろな費用がかかりました。
我が家の諸費用は、
938,556円(税込)です。
内訳はこんな感じ。
| 項目 | 金額 |
| 印紙代(土地・建物) | 20,000円 |
| ローン事務手数料 | 33,000円 |
| ローン印紙代 | 20,000円 |
| 所有権移転登記費 | 145,000円 |
| 担保設定登記費 | 216,000円 |
| 建物表題登記費用 | 88,000円 |
| 所有権保存登記費 | 60,000円 |
| 所有権保存登記費(追加分) | 40,000円 |
| 建築確認印紙手数料 | 120,000円 |
| 公的証明発行費 | 60,000円 |
| 公的証明発行費 | 10,000円 |
| 火災保険5年分 | 126,556円 |
| 合計 | 938,556円 |
このあたりは、家づくりを始める前にはなかなかイメージしづらいですよね。
「建物と土地のお金を払えば終わり」と思っていると、思った以上に細かい費用が出てきます。
もちろん必要な費用や金額は、土地や住宅ローン、依頼する会社などによって変わります。
なので、自分たちの場合はいくらくらいになりそうか、最初の段階で資金計画に入れてもらうことが大切だと思います。
自己資金は300万円を用意
我が家は、住宅ローンとは別に、
自己資金300万円を用意しました。
内訳としては、
- 土地の手付金:100万円
- 工務店との契約時の支払い:100万円
- 融資実行時の自己資金:100万円
です。
つまり、住宅ローンの審査に通ったからといって、
「貯金が0円でも注文住宅を建てられる」とは限りません。
我が家の場合も、住宅ローンの融資実行より前に、自分たちのお金から支払うものがありました。
また、住宅ローンは頭金の有無などによって条件が変わる場合もあります。
そのため、
「いくら借りられるか」
だけではなく、
「手元にいくら残しておくか」
も一緒に考えておくことが大切だと感じました。
住宅ローンは4,400万円
我が家の住宅ローンは、
4,400万円です。
- 35年
- 変動金利
- 収入合算
- ボーナス払いなし
- 月々の返済:約12万円
という条件で返済しています。
住宅ローンについては、実際に月々12万円を返済して暮らしてみてどうなのか、別記事で詳しくまとめています。
▶︎注文住宅の月々の支払いはいくら?12万円のリアルな住宅ローンと生活を公開
住宅ローンは「借りられる金額」だけで決めるのではなく、建てた後も無理なく生活できるかまで考えておきたいところです。
最初は「家にいくらかかるか」すら分からなかった
ここまで金額を細かく書きましたが、家づくりを始めた当初の私は、こんなに細かく考えていませんでした。
そもそも、
注文住宅って、いくらかかるの?という状態。
土地も建物も、外構も諸費用も、何にいくら必要なのか全然分かりませんでした。
そこで初めて工務店に行ったときに、資金計画を作ってもらいました。
そのときは、
「どうせなら欲しいものを全部入れてみよう」
という感じで、かなり理想を詰め込んだ資金計画に。
すると、
「え、こんなにかかるの?」
という金額になりました。
正直、
「これ、家づくり自体無理なんじゃない?」
と思ったくらい。
でも、私はこれがよかったと思っています。
最初から「安い家」を考えなかった
最初から、
「予算は○万円だから、この中で建てよう」
と考えていたら、欲しいものを諦めるところから始まっていたと思います。
でも最初に、
「理想を全部詰め込んだら、こんな金額になる」と知った。
そこから、
「これは本当に必要?」
「なくても困らない?」
「ここはお金をかけたい」
と、一つずつ考えていきました。
結果として、最初の贅沢ハウスの計画からは、いろいろ削ることになりました。
だから、最終的な金額を見たときは、
「思っていたより安く建てられた」
という印象でした。
「家づくりハイ」にならなかったのもよかった
注文住宅って、打ち合わせをしていると、
「せっかくの注文住宅だし……」
と、どんどん欲しくなります。
最初から安い予算だけを見ていたら、
「せっかくなら、これも追加したい」
となってしまったかもしれません。
でも我が家は最初に理想を全部入れて、
「いや、高すぎるな」
と現実を知ってしまった。
だから、その後は比較的冷静に、
これは必要。
これはなくてもいい。
と判断できた気がします。
「家づくりだから全部こだわる」ではなく、
必要なところにだけお金をかける。
我が家には、この考え方が合っていました。
家を建てるなら「建てた後」のお金も残しておきたい
もう一つ、実際に家を建てて感じたのが、
家が完成したら、お金の心配が終わるわけではない
ということ。
入居してから家具や子ども用品が必要になることもあります。
子どもが成長すれば、必要なものも変わります。
我が家でも、家を建てた後にベビーゲートを購入したり、生活の変化があったりしました。
また、家を建てた後に転職することもありました。
▶︎マイホーム購入後に旦那が転職した話|2人目出産と重なった家族の変化体験談
家を建てるときには想像していなかったことが、普通に起こります。
だから、
「住宅ローンを借りられる=その金額を全部家に使っていい」
とは考えないほうがいいと思います。
手元のお金を全部使ってしまわず、入居後の生活や、もしものときのためのお金も残しておく。
これも、家づくりの予算を考えるときには大切なことだと思います。
これから家づくりをするなら、最初に資金計画を作ってみてほしい
我が家の場合、最初に工務店でリアルな資金計画を作ってもらったことで、
「注文住宅って、これくらいのお金が必要なんだ」
と初めて現実が見えました。
そして、最初は理想を詰め込んで、
そこから削っていく。
このやり方だったからこそ、「本当は何が欲しいのか」「何ならなくてもいいのか」を考えられたと思っています。
だから、これから家づくりを始めるなら、最初から一社に決めるのではなく、いくつかの会社に相談して、自分たちの希望を入れた場合にどのくらいの家づくりになるのかを比較してみるのもいいと思います。
我が家のように、最初に「理想を全部入れたらどうなる?」を知ってから考えるのも一つの方法です。
※以下はアフェリエイトを含みます。
複数の会社にまとめて相談したい場合は、タウンライフ家づくりのようなサービスを使って、まずは自分たちに合いそうな会社を探してみるのもあり。
「安く建てるため」ではなく、自分たちがどんな家を建てたいのか、その場合いくらくらい必要なのかを知るために使うイメージです。
住宅ローンも「借りられる額」だけで決めない
家づくりの予算を考えるなら、住宅ローンについても同じ。
我が家は4,400万円を借りましたが、これはあくまで我が家の場合です。
家族構成や収入、今後の働き方、子どもの人数などによって、無理なく返せる金額は変わります。
住宅ローンを比較するときは、
「いくら借りられる?」
だけではなく、
「この金額を借りたら、毎月いくら返すことになる?」
まで考えておきたいところ。
我が家も住宅ローンを比較するときに、モゲチェックを利用しました。
※以下はアフェリエイトを含みます。
住宅ローンを検討している人は、借入額や金利だけでなく、実際の返済額まで含めて比較してみると、自分たちの予算を考えやすくなると思います。
まとめ|「いくら借りられるか」より「建てた後も暮らせるか」
我が家の注文住宅にかかった最終的な費用は、
45,610,836円(税込)でした。
内訳は、
- 建築費:3,163万9,000円
- 土地:1,043万7,280円
- 外構:259万6,000円
- 諸費用:93万8,556円
です。
そして、資金としては、
- 自己資金:300万円
- 住宅ローン:4,400万円
を用意しました。
家づくりを始めたころは、こんなに細かい費用があるとは知りませんでした。
だからこそ、最初に工務店で資金計画を作ってもらって、理想を全部入れたらいくらになるのかを知れたことは、我が家にとって大きかったです。
最初に現実を知ったからこそ、
「ここはお金をかけたい」
「ここはいらない」
と冷静に判断できました。
注文住宅は、家を建てることだけで終わりではありません。
入居してからも、家具や子どものこと、仕事や家族の変化など、いろいろなお金が必要になります。
だからこそ、
「いくら借りられるか」ではなく、
「家を建てた後も無理なく暮らせるか」。
そこまで考えて、予算を決めておけばよかったと思っています。
これから家づくりを始める人の、資金計画の参考になればうれしいです。
ここまで読んでくれてありがとうございます。



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