注文住宅を建てたら、毎日きれいに片付いた家で、余裕を持って暮らせるようになる。
……と思っていました。
実際には、子どもが2人いる我が家。
おもちゃは散らかるし、洗濯物もたまる。毎日きっちり片付けるなんて、もちろん無理です。
それでも、家を建てるときに「どうしたら自分たちがラクに暮らせるか」を考えておいたことで、賃貸暮らしの頃よりラクになったことはたくさんありました。
我が家が目指したのは、素敵な家というより「ラクして暮らせる家」。
ここでは、注文住宅で1年間暮らして分かった、家事や育児がラクになった工夫をまとめています。
注文住宅で暮らして、何がラクになった?
我が家が特にラクになったと感じているのは、この7つです。
- 収納がラクになった
- 洗濯がラクになった
- ストック管理がラクになった
- 冷凍庫が増えてラクになった
- 宅配がラクになった
- 子どものお世話がラクになった
- 散らかってもすぐ隠せるようになった
「家を建ててよかった!」という大きな話だけではなく、毎日の小さな面倒が減ったことのほうが、実際に暮らしてみると大きかったりします。
1.収納がラクになった
我が家は、収納たっぷりの大きな家を建てたわけではありません。
むしろ、家そのものは必要最低限の小さめサイズ。
そのため、大きな収納を1か所にまとめて作るのではなく、「隙あらば収納」くらいの気持ちで、家のあちこちに小さな収納を分散させました。
これが実際に暮らしてみると、かなり便利。
たとえば、
- 使う場所の近くにしまう
- よく使うものは取り出しやすい場所に置く
- ストックはストックする場所にまとめる
というように、収納場所を使う場所に近づけることができます。
大きな収納がドンとあるより、我が家にはこの「分散収納」のほうが合っていました。
しかも、大きな収納スペースがないことで、物を溜め込むクセがなくなり、収納に少し余裕がある状態を保てています。
「とにかく収納を増やす」ではなく、どこで使うものなのかを考えて収納を作る。
これが我が家には合っていました。
▶︎写真整理がめんどくさい人へ|ラクに続く仕組みとやり方を完全解説
2.洗濯がラクになった
家を建ててから、洗濯はかなりラクになりました。
特に大きかったのが、乾太くん。
基本的には乾太くんで乾燥まで済ませて、そのまま同じ部屋にある収納へ片付けています。
我が家は、3畳ほどのスペースを脱衣所・ランドリールーム・ファミリークローゼットを兼ねた1部屋にしました。
そのため、
洗う → 乾かす → しまう
までを、ほぼ1部屋の中で完結できます。
洗濯物を2階まで運んだり、家中を歩き回って家族それぞれの服を片付けたりする必要がありません。
部屋干しするときも、ハンガーパイプに干して、乾いたらそのまま片付けるだけ。
「洗濯物を干すために別の場所へ運ぶ」「乾いた服をまた別の場所へ運ぶ」という移動が少ないので、それだけでもかなりラクです。
毎日のことだからこそ、洗濯そのものを頑張るのではなく、できるだけ移動しなくて済むようにしたことが、今の暮らしでは大きな助けになっています。
注文住宅で家事動線を考えるなら、実際の家事をするときにどこからどこまで移動するのかをイメージしておくのがおすすめです。
3.ストック管理がラクになった
賃貸暮らしの頃は、まとめ買いをしたくても、そもそも置いておく場所がありませんでした。
さらに、宅配ボックスもなかったので、大量に買って玄関に届くという使い方もしづらい。
注文住宅では、あらかじめ収納場所を考えたことで、日用品のストックを置けるようになりました。
さらに宅配ボックスもあるので、重たいものやかさばるものもまとめて注文しやすくなりました。
オムツやおしりふき、トイレットペーパー、ティッシュ、水、洗剤など。
以前より「なくなりそうだから買いに行く」という回数を減らせたのは、地味ですがかなりラクです。
▶︎ズボラママのまとめ買い神リスト7選|収納場所まで決めたら育児と暮らしが一気にラクになった
4.セカンド冷凍庫で、食材のストックもラクになった
子どもがいると、冷凍食品や作り置き、食材のストックなど、冷凍庫に入れたいものがどんどん増えていきます。
我が家では、セカンド冷凍庫を導入しました。
これも、ただ「冷凍庫が欲しい」と考えたのではなく、置き場所やキッチンとの動線まで考えて決めました。
セカンド冷凍庫があると、
- 食材をまとめて買える
- 冷凍食品をストックできる
- 作り置きを入れやすい
- 冷蔵庫にも余裕ができる
など、食材管理がしやすくなります。
冷凍庫がパンパンで「これ、どこに入れよう……」となることが減っただけでも、私はかなり助かっています。
▶︎セカンド冷凍庫は必要?置き場・動線まで考えて分かった結論
5.宅配がラクになった
子どもがいると、宅配便を受け取るためだけに玄関まで行くことも、意外と面倒です。
特に子どもが小さいうちは、
「今、手が離せない!」
というタイミングでインターホンが鳴ることもあります。
我が家は宅配ボックスを設置したことで、在宅していても手が離せないときに、無理に受け取る必要がなくなりました。
そして、先ほどのまとめ買いとも相性がよく、重たいものや日用品をネットでまとめて注文しやすくなりました。
家を建てる前は「宅配ボックスって必要かな?」と思っていましたが、子育て中の今は、あってよかったと感じています。
▶︎宅配ボックスはいらない?子育て中に後悔した我が家のリアル体験
6.子どものお世話がラクになった
注文住宅にして、子育てそのものがラクになったというより、子どもと過ごす環境がラクになったと感じています。
我が家にはフリースペースがあり、子どもが広々と遊べるようになりました。
子どもが遊んでいる横で家事をしたり、家族で過ごしたり。
「子どもが遊ぶ場所」と「家事をする場所」を完全に分けなくても、一緒に過ごせるのが便利です。
そして、下の子が赤ちゃんだった頃には、夜泣き対応でも家の間取りに助けられました。
水回りに近い場所で寝られるようにしていたので、夜中に起きて、
「ミルクを作る」
「おむつを替える」
「洗い物をする」
といったことが必要になっても、賃貸暮らしの頃より移動が少なく済みました。
子どもが小さい時期は、夜中に何度も起きることがあります。
だからこそ、家事動線だけではなく、夜中の育児動線まで考えておいてよかったと思っています。
7.散らかっても、すぐ隠せるようになった
我が家が収納でこだわったのは、「見せる収納」より「隠せる収納」です。
理由は簡単。
子どもがいる家で、毎日きれいに片付け続けるのは私には無理だからです。
おもちゃも出る。
服も出る。
生活用品も出る。
だから我が家では、
「散らからない家」ではなく「散らかってもすぐ戻せる家」
を目指しました。
収納の中に入れてしまえば、とりあえず見えなくなる。
急な来客があっても、床に出ているものを一旦しまえば、なんとか人を呼べる。
もちろん、収納の中は後でちゃんと片付けます。
……たぶん。
でも、毎日完璧に片付けるより、「とりあえず隠せる」ことのほうが、今の我が家には重要でした。
注文住宅は「ラクするため」に建ててもいい
注文住宅というと、
「おしゃれな家にしたい」
「理想の間取りにしたい」
「こだわりの設備を入れたい」
というイメージがあるかもしれません。
もちろん、それも家づくりの楽しみのひとつ。
でも我が家の場合、家を建てるときに一番考えていたのは、
「どうしたら、この先の暮らしがラクになる?」
でした。
大きな家にするのではなく、小さな収納を家のあちこちに作る。
見せる収納ではなく、隠せる収納にする。
干す作業を減らすために乾太くんを導入する。
洗濯物を運び回らなくていいように、ランドリールーム兼ファミクロにする。
ストックを置ける場所を作る。
冷凍庫を増やす。
宅配ボックスを設置する。
子どもが遊べるフリースペースを作る。
こうして振り返ってみると、我が家の家づくりは「素敵な家を作る」というより、面倒なことを少しずつ減らすための家づくりだったのかもしれません。
子どもがいると、家はどうしても散らかります。
家事も育児も、毎日同じようにはできません。
だからこそ、頑張らなくてもなんとかなる仕組みを家の中に作っておく。
それだけで、以前より少しラクに暮らせるようになりました。
我が家はこれからも、完璧な暮らしではなく、「ラクして、楽しく暮らせる家」を目指していきたいと思います。
このブログでは、注文住宅でのリアルな暮らしも紹介しています
家づくりは、建てて終わりではありません。
実際に暮らしてみると、「ここは作ってよかった」「これはちょっと失敗だった」と気づくこともあります。
このブログでは、そんな我が家のリアルな体験を、やってよかったことや後悔・失敗も含めて紹介しています。
家づくりをこれから始める方の、間取りや収納、住宅設備を考えるときの参考になればうれしいです。
ここまで読んでくれてありがとうございます。



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