注文住宅を建てるとき、
「結局、毎月いくら払うことになるんだろう?」
と気になりますよね。
家づくりでは「総額4,000万円」「土地込みで5,000万円」など、大きな金額を見ることが多いですが、正直それだけでは毎月の生活がイメージしにくい。
私も家を建てる前は、
「総額は分かったけど、毎月いくら払うの?」
「今の家賃と比べて、生活はどう変わる?」
と、いまいちピンときていませんでした。
そこでこの記事では、実際に注文住宅を建てた我が家の住宅ローンについて、
- 借入額はいくらだったのか
- 月々の返済額はいくらなのか
- 家賃と比べてどれくらい増えたのか
- 住宅ローン以外にかかったお金
- 実際に暮らしてみて家計はどうなったのか
を、我が家のリアルな体験をもとに紹介します。
結論|我が家の住宅ローンは月113,732円
まず、我が家の住宅ローンはこちらです。
| 項目 | 我が家の場合 |
| 借入額 | 約4,400万円 |
| 金利 | 約0.475% |
| 返済期間 | 35年 |
| ボーナス払い | なし |
| 毎月の返済額 | 113,732円 |
毎月の住宅ローンは、113,732円。
ざっくり言えば、月12万円弱です。
我が家は、注文住宅を建てるときに約300万円の自己資金を入れています。
そのため、家づくりにかかった総額すべてを住宅ローンで借りたわけではありません。
ボーナス払いはなしにしました
我が家は、住宅ローンのボーナス払いを設定していません。
理由はシンプルで、
「ボーナスは、なくなる可能性もあるから」です。
ボーナスが出ることを前提に住宅ローンを組むより、毎月の給料だけで返済できる金額にしておきたいと考えました。
家を建てるときは「今の収入なら大丈夫」と思っていても、何年も同じ働き方・同じ収入が続くとは限りません。
実際、我が家も家を建てたあとに働き方が変わりました。
家を建てる前は家賃8万円でした
我が家が注文住宅を建てる前に払っていた家賃は、月8万円。
それが新居では、月113,732円になりました。
単純に比較すると、
月8万円 → 月約11.4万円
なので、住居費は月3万円以上増えています。
家を建てる前は、
「家賃より少し高くなるくらいなら大丈夫かな」
くらいに考えていました。
実際、住宅ローンを払い始めて「毎月ものすごく苦しい!」という感じではありません。
ただ、月3万円以上の差が毎月続くと考えると、年間ではかなり大きい。
「月々払えるか」だけでなく、年間でいくらになるのか、何十年も続いたらどうなるのかまで考えておく必要があると感じました。
頭金は300万円。手元のお金も残しました
我が家は、約300万円を自己資金として使いました。
内訳は、
- 土地の手付金:100万円
- 工務店との契約金:100万円
- 住宅ローン契約時:100万円
です。
頭金をもっと入れれば、借入額を減らすことはできます。
実際、我が家の場合は、頭金を入れたほうが金利の条件がよかったため、100万円を頭金として入れることにしました。
ただ、だからといって手元のお金を全部家につぎ込むことはしませんでした。
家を建てたあとにも、
- 引っ越し
- 家具・家電
- 固定資産税
- 子どもにかかるお金
- 生活費
など、いろいろなお金が必要になります。
「家づくりで貯金を使い切らない」
これは最初から意識していました。
家を建てることだけを考えると、頭金をできるだけ入れたくなります。
でも、家が完成したらそこで終了ではありません。
むしろ、そこから新しい生活が始まります。
だから我が家は、住宅ローンを少しでも減らすことより、ある程度の現金を手元に残しておくことを優先しました。
住宅ローン以外にも、家にお金はかかる
家を建ててみて分かったのは、
「住宅ローンだけが家にかかるお金」ではないということ。
実際に我が家も、
- 固定資産税
- 家具
- 引っ越し費用
など、住宅ローン以外にもまとまった出費がありました。
家を建てる前は、どうしても
「住宅ローンが月○万円」
という部分に目が行きます。
でも、実際の家計を考えるなら、住宅ローン以外のお金も含めて考えておいたほうが安心です。
太陽光の売電は月4,000〜6,000円くらい
我が家には太陽光発電も載せています。
売電額は時期によって変わりますが、
- 冬:約4,000円
- 夏:約6,000円
くらいです。
住宅ローンの支払いと比べれば大きな金額ではありませんが、毎月少し戻ってくるのはありがたい。
我が家の場合は、こうした売電収入も含めて「家にかかるお金」を考えています。
電気代は、家にいる時間が増えても以前と同じくらい
新居に引っ越してから、電気を使う量は明らかに増えています。
特に真夏は、2階のエアコンを24時間つけっぱなし。
さらに現在は育休中なので、以前より家にいる時間も長く、電気を使う機会も増えています。
それなのに、電気代は以前と比べてそこまで上がっていません。
我が家では、
「エアコンの効きがよくなったからかな?」と感じています。
もちろん、季節や電気の使い方などによって変わるので、「新築にしたら必ず電気代が安くなる」とは言えません。
ただ、我が家では、電気を使う量が増えている感覚があるのに、電気代は以前と同じくらい。
これは実際に住んでみて「思っていたよりよかった」と感じたところです。
一番ヒヤヒヤしたのは、家を建てたあとに収入が減ったこと
ここからは、住宅ローンを実際に払っているからこそ感じたことです。
家を建てた当時の我が家の世帯年収は、約900万円でした。
その後、
- 子どもが増えた
- 育休を取った
- 夫が転職した
などが重なり、世帯年収は一時的に約600万円まで下がりました。
夫は、第二子が生まれたタイミングで転職しました。
家を建てる前は世帯年収900万円ほどだったので、住宅ローンの返済自体はそこまで無理のある金額ではないと思っていました。
ただ、家を建てたあとに転職・育休・出産が重なり、世帯年収は一時的に600万円ほどまで下がることに。
この転職については、こちらの記事で詳しく書いています。
▶︎マイホーム購入後に旦那が転職した話|2人目出産と重なった家族の変化体験談
もちろん、ある程度は想像していました。
育休を取れば収入が減ることも分かっていましたし、そのために貯金もしていたつもりです。
それでも、
「収入は減っているのに、住宅ローンは毎月同じように払わないといけない」
という状況は、思っていた以上に精神的にヒヤヒヤしました。
住宅ローンは、収入が減ったからといって一緒に減ってくれるわけではありません。
今は育休中ということもあり、正直、赤字になる月もあります。
それでも、毎月の貯金額は変えずに貯金を続けています。
貯金やボーナスなども使いながら、なんとかやりくりしている状況です。
だから、
「月12万円なら払えるから大丈夫」
だけでは、少し足りなかったなと思います。
「共働きなら払える」と「安心して払える」は少し違う
今の我が家は、共働きに戻れば住宅ローンを含めてなんとかやっていけると思っています。
でも、家を買ったことで、
「共働きを続けないといけない」
という気持ちが少し強くなりました。
これが、思っていた以上に精神的な負担になっています。
子どもがこれから大きくなれば、どれくらいお金がかかるのかもまだ分かりません。
今は元気に働けていても、数年後も同じように働けるとは限らない。
だからこそ、住宅ローンは単純に、
「今の収入なら月12万円払える!」
だけで決めるのではなく、
「収入が減ったらどうする?」
「働き方が変わったらどうする?」
「子どもにお金がかかるようになったらどうする?」
まで考えておけばよかったと思っています。
住宅ローンは「借りられる額」より「返せる額」
住宅ローンの審査では、
「これくらい借りられます」
という金額が出てきます。
我が家も、審査が無事に通るのかはかなりドキドキしました。
ただ、銀行から借りられる金額と、家計にとって無理のない金額は別です。
我が家が実際に経験して感じたのは、
「審査に通るか」より、「何かあっても返していけるか」を考えることが大事ということ。
収入が一時的に減ったり、予定外の出費があったりしても対応できるように、家づくりでお金を使い切らず、手元にも余裕を残しておいてよかったと感じています。
住宅ローンは、いくつか比較してから決めました
住宅ローンは、銀行によって金利や条件が異なります。
我が家も、家づくりと並行して住宅ローンについて考えました。
特に我が家の場合は、頭金を入れることで金利の条件がよくなったので、100万円を頭金として入れることにしました。
ただし、住宅ローンは金利だけでなく、
- 手数料
- 団体信用生命保険
- 借入条件
- 返済方法
なども含めて考える必要があります。
「とりあえず借りられる銀行でいいや」と決めるのではなく、いくつか比較して、自分たちに合う条件を探しておくと安心です。
住宅ローンは「借りられる額」だけで決めない
住宅ローンは、金利だけでなく、手数料や団信、借入条件なども含めて比較して決めました。
我が家も「そもそも、いくらまで借りられるんだろう?」というところから不安だったので、住宅ローンを検討するときは、複数の選択肢を比べておくと安心です。
住宅ローン選びで迷っているなら、借入可能額や金利などをまとめて比較できるサービスを使ってみるのもひとつの方法です。
まとめ|「月12万円払える?」だけではなく、その先まで考える
我が家の住宅ローンは、
約4,400万円を35年、金利約0.475%で借りて、毎月113,732円。
家を建てる前の家賃は8万円だったので、単純に比べると住居費は増えました。
そして、実際に暮らしてみて一番感じたのは、
住宅ローンは「今払えるか」だけではなく、「何かあったときにも払えるか」まで考えたほうがいい
ということです。
我が家は世帯年収約900万円のときに家を建てましたが、その後、育休や転職などで世帯年収が約600万円まで下がりました。
貯金をしていたので何とかやりくりできていますが、収入が減っても住宅ローンは変わらずやってくるので、正直ヒヤヒヤすることもあります。
だからこそ、
- ボーナス払いを前提にしない
- 家づくりで貯金を使い切らない
- 住宅ローン以外の支出も考える
- 今の収入だけでなく、収入が減った場合も考える
- 「借りられる額」ではなく「返せる額」で考える
ということは、これから家を建てるなら意識しておきたいポイントです。
家は建てて終わりではなく、そこから何十年も暮らしていくもの。
「この家なら払える」だけじゃなく、「この家に住みながら、家族が無理なく暮らせるか」
まで考えて、我が家の予算を決めていけばよかったなと思っています。
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