注文住宅で家を建てるなら、広いパントリーが欲しい。
家を建てる前の私は、そんなふうに思っていました。
食品や日用品のストックをまとめて置ける、広いパントリー。
憧れますよね。
でも、実際に我が家が作ったのは、約1畳の壁収納。
しかも、独立したパントリーではありません。
セカンド冷凍庫を置き、その上のスペースに可動棚を付けただけ。
かなりシンプルな収納です。
それでも1年間暮らしてみて思うのは、
狭いけど、この形で正解だった。ということ。
ただし、使ってみて分かったのは、
「収納できる高さ」と「日常的に使える高さ」は違うということでした。
この記事では、我が家の約1畳のパントリーを1年間使って分かった、実際の使い方や収納の考え方、ロールスクリーンにしてよかったこと、後悔したポイントをまとめます。
我が家のパントリーは約1畳の壁収納
我が家のパントリーは、キッチン横にあります。
幅は約765mm、奥行きは約450mm。
人が中に入れるようなウォークインタイプではなく、壁に棚を作っただけのコンパクトな収納です。
キッチンから見ると、こんな感じ

キッチンからすぐ手が届く場所にあるので、日用品を取りに行くためにわざわざ別の場所まで移動する必要がありません。
家を建てる前は、もっと大きなパントリーを作ることも考えていました。
でも、限られた床面積の中で考えたとき、
パントリーを広くするより、家族が普段過ごすスペースを優先したい。
そう考えて、壁収納タイプにしました。
結果として、パントリーだけを見ると「もっと広ければ」と思うことはあります。
でも、家全体で見ると、この選択には満足しています。
実際は「セカンド冷凍庫+可動棚」です
我が家のパントリーをもう少し詳しく説明すると、こんな構成です。
下にハイアールのセカンド冷凍庫を置き、その上に可動棚を3段設置しています。

セカンド冷凍庫についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
▶︎セカンド冷凍庫は必要?置き場・動線まで考えて分かった結論
可動棚で、棚の高さを調整できるので
冷凍庫を使うときも、特に高さを気にする必要はありませんでした。
3段あるけれど、全部を日常使いするわけではありません
可動棚は3段あります。
ただ、1年間使ってみて分かったのが、
3段あるからといって、3段とも同じように使えるわけではないということ。
我が家の場合は、
- 一番上 → ストック
- 中段 → 日常使い
- 一番下 → 冷凍庫
という使い方になっています。

一番上は「ストック専用」
一番上の棚は、台がないと届きません。
そのため、ここに日常的に使うものを置くことはありません。
置いているのは、
- キッチンペーパー
- おしり拭き
などのストック。
ティッシュやおしり拭きは、まとめ買いして半年分くらい置いています。
▶︎ズボラママのまとめ買い神リスト7選|収納場所まで決めたら育児と暮らしが一気にラクになった
台に登らないと取れない高さは、収納スペースとしては使えても、日常使いの収納には向きません。
これが、実際に暮らしてみてかなり実感したことです。
「せっかく天井近くまで収納できるんだから、もっと活用しよう」
と思っても、毎回台を持ってくるような収納は、結局面倒。
なので、
高い場所=ストック置き場
と割り切っています。
中段は「毎日使うもの」
一方、中段は台がなくても手が届きます。
ここには、毎日使うものを置いています。
- ゴミ袋
- キッチンペーパー
- おしり拭き
- ティッシュ
など。
これらはカップボードの中にしまうこともできます。
でも、毎日のように使うものなので、
「扉を開けて、探して、取り出す」という動作すら面倒。
そこで、パントリーの中段にカゴを置いて、そこからサッと取れるようにしています。
特にゴミ袋は、ゴミ箱の近くで使うことが多いので、すぐ取れる場所にあると便利。
ティッシュやおしり拭きも、使いたいときにすぐ取れます。
我が家にとっては、収納量よりも、
「毎日使うものを、どれだけラクに取れるか」
のほうが大事でした。
高い収納は「収納できる」けど「使いやすい」わけではない
家づくりでは、収納を増やすために、
「天井まで棚を作ろう」
「高いところも収納にしよう」
と考えがちです。
もちろん、収納スペースとしては増えます。
でも、実際に住んでみると、
台に登らないと取れない場所は、日常使いには向きません。
毎日使うたびに台を出すのは面倒です。
だから我が家では、
手が届く高さ=日常使い
台が必要な高さ=ストック
と、最初から役割を分けています。
この考え方にしてから、高い棚も「使いにくい収納」ではなく、「ストックを置いておく場所」として割り切れるようになりました。
パントリーなのに、食品は入れていません
ちなみに、我が家のパントリーには食品をほとんど入れていません。
「パントリーなのに?」と思うかもしれませんが、食品や調味料などはカップボードで十分足りています。
そのため、パントリーは主に、
日用品+そのストック
を置く場所になっています。
パントリーを作るときに「何を収納する場所にするのか」を決めておくと、必要な広さも考えやすいと思います。
我が家の場合は、
「食品を全部収納するための場所」
ではなく、
「キッチン周りでよく使う日用品と、そのストックを置く場所」として考えました。
ロールスクリーンにして正解でした
このパントリーで、個人的にかなり気に入っているのがロールスクリーンです。

パントリーだからといって、扉を付けることもできます。
でも我が家の場合、扉にしなくて正解でした。
理由は、
わざわざ扉を開け閉めする必要がないから。
毎日使う中段は、基本的に開けっぱなし。
ゴミ袋やティッシュなどをサッと取れます。
一方で、上段はストック置き場なので、普段はほとんど触りません。
そこで、上段だけロールスクリーンで隠しています。
上だけ隠せるのが便利
ロールスクリーンのいいところは、カーテンのように左右に開けるのではなく、
必要な高さだけ開けられること。
我が家では、上段のストック部分だけを隠しています。
中段はいつでも使えるように開けっぱなし。
下には冷凍庫があるので、ロールスクリーンを下まで下ろすこともありません。
これだけでも、見た目がかなりスッキリします。
ストックが多少ごちゃついていても、普段目に入らない。
でも、毎日使うものはすぐ取れる。
我が家には、この使い方が合っていました。
1年間使って感じた後悔
もちろん、広いパントリーへの憧れが完全になくなったわけではありません。
もっと広ければ、
- ストックをまとめて管理できる
- 高い場所まで使いやすくできる
- 大きなものも収納できる
というメリットはあると思います。
特に、買い置きが多い家庭や、食品・飲料・調理家電などをまとめて収納したい家庭なら、我が家のような約1畳の壁収納では物足りないと思います。
ただ、我が家はそもそも食品をパントリーに入れていません。
カップボードなどの収納で足りているので、今のところ大きな不便はありません。
それでも「狭いけど正解」だと思う理由
我が家がパントリーに広い床面積を使わなかったのは、
収納より、家族が普段過ごすスペースを優先したかったから。です。
そして実際に暮らしてみると、
- 日常使いのものは手の届く中段
- ストックは高い場所
- 食品はカップボード
- 冷凍食品はセカンド冷凍庫
- その他のものは家の中の別の収納
と、それぞれ役割を分けることで、約1畳でも十分でした。
「パントリーを大きくする」というより、
家全体で収納を分担する。
この考え方が、我が家には合っていました。
我が家のパントリー収納ルール
最後に、我が家の使い方をまとめると、
上段=ストック
中段=毎日使うもの
下段=セカンド冷凍庫
そして、
食品=カップボード
です。
つまり、パントリーに何でも詰め込むのではなく、最初から役割を決めています。
収納を考えるときは、
「何畳のパントリーにするか」
だけではなく、
「何を収納するのか」
「どのくらいの頻度で使うのか」
「台がないと取れない高さを、日常使いできるか」
まで考えておくと、必要な広さも見えてくると思います。
▶︎注文住宅の収納は“分け方”で決まる|脱衣所・WIC・パントリー・シューズクロークの役割分担と後悔しない間取りの考え方
収納全体の考え方はこちらにまとめています。
まとめ|パントリーは「広さ」だけで決めなくていい
我が家のパントリーは、約1畳。
しかも、セカンド冷凍庫の上に可動棚を付けただけの、とてもシンプルな収納です。
広いパントリーと比べれば、収納力はありません。
それでも1年間暮らしてみて、
「狭いけど、この形でよかった」
と思っています。
理由は、
- 日常使いするものは手の届く高さに置く
- 高い場所はストック専用にする
- 食品はカップボードに収納する
- 冷凍庫は別で確保する
- ロールスクリーンでストック部分だけ隠す
と、収納の役割を分けているから。
そして何より、
パントリーを広くするために、居住スペースを削らなかった。
これが我が家にとっては大きかったです。
パントリーは、広ければ広いほど便利。
でも、広さだけで決める必要はありません。
「何を入れるのか」「どの高さなら毎日使えるのか」まで考えて、自分たちに必要な分だけ作る。
我が家の場合は、それが約1畳の壁収納でした。



コメント