注文住宅は、間取りも設備も自分たちで決められるのが魅力です。
でも、自由に決められるからこそ、
「これ、本当に必要かな?」
「せっかくの注文住宅だから、付けておこうかな」
と迷うことも多いですよね。
我が家も、家を建てる前はかなり悩みました。
そして実際に住んで1年。
今振り返ってみると、
「これは付けなくてもよかったかも」
と思うものもあれば、
「もっとこうしておけばよかった」
と思うところもあります。
一方で、
「これは付けてよかった!」
と、毎日の生活で実感しているものもあります。
この記事では、我が家が実際に住んで1年経って感じたことを、良かったことも後悔も含めて正直にまとめます。
これから注文住宅を建てる方の、設備・収納・外構選びの参考になれば嬉しいです。
- この記事で分かること
- 結論|「高いもの=満足度が高い」ではなかった
- いらなかったかも① キッチン上の吊り収納
- なぜ使わなかった?
- 吊り収納を考えるなら「何を入れるか」を先に決める
- いらなかったかも② キッチンのグレードは上げなくてもよかった
- 収納は「全部隠す」でも「全部見せる」でもなかった
- 収納の扉は「必要な場所だけ」でよかった
- 「見せたくない」と「扉が必要」は別だった
- トイレ収納も「扉付きにしなくてよかった」
- 付けてよかった① フロントオープン食洗機
- 1日1回でもかなりラク
- 付けてよかった② 乾太くん
- 保育園家庭にもかなり助かる
- 付けてよかった③ コンロ前のマグネット対応壁
- 「壁が収納になる」のが便利
- 付けてよかった④ 太陽光
- 発電量が見えるのも意外と楽しい
- もっとこうすればよかった① 庭はもう少し広くてもよかった
- もっとこうすればよかった② 道路側に柵や門扉を付けられるようにしておけばよかった
- 我が家の「収納」は、最初からズボラ仕様にしてよかった
- 我が家が住んで1年で分かったこと
- ただし「いらなかったもの」は家庭によって違う
- オプションは「何を足すか」より「何をラクにしたいか」
- まとめ|注文住宅は「足す」より「必要か」を考える
- あわせて読みたい
この記事で分かること
この記事では、我が家の実体験をもとに、
- 付けなくてもよかったもの
- ほとんど使っていないもの
- 付けてよかったもの
- もっとこうすればよかったと思うこと
- 収納をどう考えたか
- 子育て家庭ならではの後悔
を紹介します。
あくまで我が家の場合なので、生活スタイルによって必要性は変わります。
結論|「高いもの=満足度が高い」ではなかった
住んで1年経って一番感じるのは、
家づくりは「高いものを選ぶこと」より、「自分たちの暮らしに合うものを選ぶこと」が大切ということです。
我が家では、せっかくの注文住宅だからと採用したものの、ほとんど使っていないものもあります。
一方で、
- フロントオープン食洗機
- 乾太くん
- マグネット対応の壁
- 太陽光
- 扉を付けすぎない収納
などは、毎日の生活でかなり役立っています。
家づくり中は「せっかく建てるなら」と考えがちですが、実際に住んでみると、
「何を付けたか」より「何にお金をかけたか」
の方が重要だったと感じています。
いらなかったかも① キッチン上の吊り収納
まず、今になって
「なくてもよかった」
と思っているのが、キッチン上の吊り収納です。
我が家もなんとなく付けましたが、現在はほとんど使っていません。
中身を見てみると、
ほぼ空っぽ。
ティッシュなどのストック類を少し入れているくらいです。
なぜ使わなかった?
我が家はもともと物が少ないこともあり、キッチンの収納が足りなくて困ることはありませんでした。
カップボードは、
収納をすべて引き出しタイプにするためにオプションを追加しました。
そのため、普段使うものは取り出しやすい場所に十分収まっています。
わざわざ高い位置にある吊り収納を使わなくても、特に困りませんでした。
吊り収納を考えるなら「何を入れるか」を先に決める
キッチンの吊り収納は、
「収納が増えるから、とりあえず付けておこう」
ではなく、
「ここに何を収納する?」
と考えてから決めるのがおすすめです。
我が家のように物が少ない家庭なら、なくても困らない可能性があります。
逆に、
- 食器が多い
- 食品を大量にストックする
- 調理器具が多い
- キッチン家電が多い
という家庭なら、活躍するかもしれません。
収納は「あるかどうか」より、何を入れるのかを先に考えることが大切だと感じました。
いらなかったかも② キッチンのグレードは上げなくてもよかった
もうひとつ、
「もっとキッチンのグレードを上げればよかった」
とは、住んで1年経った今も思っていません。
家づくり中は、
「せっかく注文住宅を建てるなら、キッチンもいいものにした方がいいかな?」
と考えました。
でも、実際に暮らしてみると、
キッチンのグレードを上げなくても十分満足できました。
もちろん、キッチンは毎日使う場所なので、使いやすさは重要です。
ただ我が家の場合は、
- 食洗機
- 収納
- マグネット対応
- 掃除のしやすさ
など、実際の使い勝手に関わる部分の方が満足度に直結しました。
「高級なキッチンにする」よりも、
「自分たちが毎日使う部分にお金をかける」
方が、我が家には合っていたと思います。
収納は「全部隠す」でも「全部見せる」でもなかった
我が家はズボラなので、家づくりの段階から、
「見える収納はできるだけ作らない」
と考えていました。
キッチン前にも収納を作りましたが、すべて扉付き。
飾り棚のような「見せる収納」は作りませんでした。
一方で、すべての収納に扉を付けたわけでもありません。
我が家が意識したのは、
使用頻度が高く、お客さんから見えない場所は、扉なしでもいい
ということ。
その結果、
- パントリー → ロールスクリーン
- シューズクローク → ロールスクリーン
- 子ども部屋の収納 → 扉なし
- トイレ収納 → 扉なし+カゴ
という形になりました。
収納の扉は「必要な場所だけ」でよかった
子ども部屋の収納は、最初から扉なしにしました。
まだ、子ども部屋としては使っていないので、子どもたちの感想は分かりませんが、収納を隠したいときは突っ張り棒でカーテンを付けようと考えています。
そして、パントリーとシューズクロークはロールスクリーンにしています。
こちらも普段は、
ほぼ開けっぱなし。
必要なときだけ閉めればいいので、我が家にはこの方法が合っていました。
「見せたくない」と「扉が必要」は別だった
収納を作るとき、
「中身を見せたくないから扉を付けよう」
と考えがちです。
でも実際には、
ロールスクリーンやカゴでも十分目隠しできます。
我が家の場合、
- 毎日使う場所→ 扉なしでもOK
- 来客がある時は隠したい場所→ ロールスクリーン
- 毎日使用しない収納→ 扉付き
というように、場所によって使い分けています。
全部を同じ仕様にする必要はありませんでした。
トイレ収納も「扉付きにしなくてよかった」
トイレには、
- トイレットペーパー
- 生理用品
- 掃除用品
- その他の細々したもの
など、意外と収納したいものがあります。
我が家はここを、
扉付きの収納にはせず、扉なしの棚
にしました。
細かいものはカゴに入れて収納しています。
カゴに入れてしまえば、
中身は目隠しできるのに、取り出すときはラク。
扉を開けて……という手間もありません。
しかも、扉付き収納にするより費用も抑えられました。
実際に住んでみても、
「トイレの収納に扉はなくても十分だった」
と感じています。
付けてよかった① フロントオープン食洗機
逆に、
「これは付けてよかった!」
と強く感じているのが、フロントオープンタイプの食洗機です。
我が家は深型ではなく、フロントオープンタイプを採用しました。
食洗機を使うのは初めてでしたが、
想像していた以上に便利でした。
1日1回でもかなりラク
我が家では基本的に1日1回使っています。
もちろん、
- 食洗機に入らないもの
- 鍋やフライパン
- 手洗いしたいもの
などはあります。
それでも、
食器を全部手洗いする量が減るだけでかなりラク。
特に子どもがいると、食後にもやることがたくさんあります。
食器洗いにかかる時間を減らせることは、我が家にとってかなり大きなメリットでした。
👉 注文住宅の住宅設備まとめ|キッチン・お風呂・洗面台・トイレ・コンセント・玄関のリアルと後悔しない選び方
付けてよかった② 乾太くん
もう一つ、かなり満足度が高いのが、
乾太くんです。
我が家は共働きなので、
「洗濯物を干す」という家事そのものをなくしたい
と思って採用しました。
保育園家庭にもかなり助かる
特に便利だと感じるのが、
急いで洗濯しないといけないとき。
保育園で布団や服を汚して帰ってきたり、子どもの着替えが大量に出たりすると、
「今日中に洗って乾かしたい!」
ということがあります。
そんなときも乾太くんがあると安心です。
もちろん、
- ガスの引き込み費用
- ガス代
- 本体・設置費用
などのコストはかかります。
それでも我が家にとっては、
洗濯物を干す時間を減らせることの価値の方が大きかったです。
付けてよかった③ コンロ前のマグネット対応壁
これも地味ですが、かなり使っています。
我が家はコンロ前の壁を、
マグネットが付く仕様にしました。
現在は、
- 調味料
- キッチンペーパー
- キッチンばさみ
- その他の小物
などを取り付けています。
「壁が収納になる」のが便利
棚を増やすのではなく、
壁そのものを収納として使えるのが便利です。
わざわざ引き出しを開けなくても、必要なものをすぐ取れます。
また、マグネット収納なら後から位置を変えたり、収納方法を変えたりできるのもメリット。
注文住宅では、
「何を収納するか」だけでなく、「どう取り出したいか」まで考えておく
と、住んでから使いやすい家になりやすいと思います。
👉 注文住宅でやってよかったこと8選|子育て家庭(2歳・0歳)が住んで1年で実感したリアル体験
付けてよかった④ 太陽光
太陽光も、我が家では付けてよかったと思っています。
実は太陽光パネルは100万円以上のオプションだったので、かなり迷いました。
共働きで日中家にいないことが多かったため、
「太陽光って必要ないのでは?」
とも思っていました。
でも実際には、
- 育休中は日中在宅
- 家電の予約運転
- 昼間の電気使用
など、思っていたより活用できています。
我が家は、1枚あたり400Wの太陽光パネルを10枚、合計4.0kW搭載しています。
屋根の大きさの関係で、これが載せられる最大量でした。
発電量が見えるのも意外と楽しい
太陽光を付けてよかったと感じるのは、売電や電気代だけではありません。
現在どれくらい発電していて、どれくらい電気を使っているのかが確認できます。
これが意外と楽しくて、
「今日はこれだけ発電してる!」
と見るのがちょっとした楽しみになっています。
発電量や使用量が見えることで、
「せっかくだから電気を無駄に使わないようにしよう」
と、節約を意識するきっかけにもなりました。
もちろん、太陽光は設置費用や売電価格、電気の使い方によってメリットが変わります。
「付ければ必ず得」というものではありません。
ただ我が家の場合は、
電気代だけでなく、電気を自分で作って使う安心感や、節約意識につながったこと
も含めて、付けてよかったと感じています。
👉 太陽光については、実際の発電量や売電額も含めて別記事で詳しく紹介する予定です。
もっとこうすればよかった① 庭はもう少し広くてもよかった
我が家は土地が約35坪で、庭はほとんどありません。
プランターを置けるくらいのスペースです。
今のところ、「庭がなくて困った!」というほどではありません。
ただ、住んで1年経ってみると、
「もっとお金に余裕があれば、外でプールができるくらいの庭は欲しかったかも」と思うことがあります。
子どもがまだ小さい今だからこそ、
- ビニールプール
- 水遊び
- 外遊び
ができるスペースがあれば、もっと楽しめたかもしれません。
とはいえ、我が家は土地を広くするより、
- 家族4人が暮らせる家
- 車2台分の駐車スペース
- 必要な収納
- 家事のしやすさ
などを優先しました。
なので、
「庭が狭くて失敗した」というより、「余裕があればもう少し欲しかった」
という程度です。
👉 35坪の土地・31坪の家で実際どうだった?住んで1年のリアルな広さと暮らし
もっとこうすればよかった② 道路側に柵や門扉を付けられるようにしておけばよかった
もう一つ、子どもが生まれてから特に感じるようになったのが、
道路との境界です。
我が家は家のすぐ前が道路なので、
「庭からそのまま道路に出られないようにできたら、もっと安心だったかも」
と思うことがあります。
子どもがまだ小さい今は、庭で遊ばせるときも完全に目を離すことはできません。
最初から、
道路側に柵や門扉を設置できるようなスペースや配置
を考えておけばよかったと思っています。
今後、子どもが大きくなって自分で走り回るようになったときのことを考えると、
「庭の広さ」だけではなく、「道路との境界をどうするか」まで土地・外構の段階で考えておけばよかった
と感じます。
これは、これから土地を探す人にもぜひ考えてほしいポイントです。
我が家の「収納」は、最初からズボラ仕様にしてよかった
収納については、
「もっと収納を増やせばよかった」
という後悔は今のところありません。
むしろ、
「使わない収納や建具を増やさなくてよかった」
と感じています。
我が家は、
見える収納をできるだけ作らない
ことを意識しました。
でも、だからといって全部に扉を付けたわけではありません。
使用頻度が高く、お客さんから見えない場所は、
最初から扉なし。
隠したい場所は、
ロールスクリーン。
キッチンなど生活感を見せたくない場所は、
扉付き収納。
この使い分けが、実際に暮らしてみるとかなり合っていました。
収納は、
「全部隠す」か「全部見せる」かではなく、場所によって使い分ける
のが我が家には正解でした。
👉 注文住宅の収納は“分け方”で決まる|脱衣所・WIC・パントリー・シューズクロークの役割分担と後悔しない間取りの考え方
我が家が住んで1年で分かったこと
家づくり中は、
「せっかくの注文住宅だから」
という気持ちがどうしても出てきます。
でも実際に暮らしてみると、
毎日使うものほど満足度に直結する
と感じます。
我が家の場合は、
付けてよかったもの
- フロントオープン食洗機
- 乾太くん
- マグネット対応壁
- 太陽光
- 扉を付けすぎない収納
なくてもよかったもの
- ほとんど使っていないキッチン上の吊り収納
- 必要以上の収納建具
- グレードを上げたキッチン
もっとこうすればよかったもの
- もう少し広い庭
- 道路側に柵や門扉を付けられるような外構計画
という結果になりました。
ただし「いらなかったもの」は家庭によって違う
ここはかなり重要です。
我が家で使っていないからといって、
「吊り収納はいらない」
「収納の扉はいらない」
と決めつける必要はありません。
例えば、物が多い家庭なら収納量は重要です。
小さな子どもがいて、生活感を隠したい家庭なら収納扉が役立つこともあります。
庭についても、
「我が家はなくても大丈夫だったから、庭はいらない」
ということではありません。
庭で子どもを遊ばせたい人、家庭菜園をしたい人、バーベキューをしたい人なら、必要な土地の広さは変わります。
つまり、
設備そのものが必要かどうかではなく、自分たちの暮らしに必要かどうか
で判断することが大切です。
オプションは「何を足すか」より「何をラクにしたいか」
我が家が家づくりを終えて一番感じるのは、
オプション選びは、設備の豪華さだけで決めない方がいいということです。
例えば乾太くんは、
「乾燥機が欲しい」
というより、
「洗濯物を干す家事をなくしたい」
という目的で選びました。
マグネット壁も、
「おしゃれな壁にしたい」
ではなく、
「キッチンの小物を使いやすく収納したい」
という目的がありました。
太陽光も、
「太陽光を付けたい」
というより、
「長く住む家だから、電気代を少しでも抑えたい」
というところから考えました。
このように、
「何が欲しい?」ではなく、「何をラクにしたい?」
から考えると、オプション選びで迷いにくくなると思います。
まとめ|注文住宅は「足す」より「必要か」を考える
住んで1年経った今、我が家が感じていることをまとめると、
なくてもよかったもの
- ほとんど使っていないキッチン上の吊り収納
- 必要以上の収納建具
- キッチンのグレードアップ
付けてよかったもの
- フロントオープン食洗機
- 乾太くん
- コンロ前のマグネット対応壁
- 太陽光
- 扉なし・ロールスクリーンを使った収納
もっとこうすればよかったこと
- もう少し広い庭
- 道路側に柵や門扉を付けられるようにしておく
です。
注文住宅では、つい、
「せっかく建てるなら、いいものを付けたい」
と思ってしまいます。
でも、住んでみて分かったのは、
高いものより、毎日の家事や生活をラクにしてくれるものの方が満足度が高い
ということ。
そして、収納についても、
「全部隠す」「全部見せる」ではなく、自分たちの使い方に合わせて選ぶことで、必要以上にお金をかけず、使いやすい家にできました。
これから家づくりをするなら、
「これは本当に必要?」
「何のために付ける?」
「毎日使う?」
「なくても代わりの方法はない?」
と、一度考えてから決めるのがおすすめです。
我が家の「付けてよかった」「なくてもよかった」「もっとこうすればよかった」というリアルな体験が、これから注文住宅を建てる方の参考になれば嬉しいです。
あわせて読みたい
👉 注文住宅でやってよかったこと8選|子育て家庭(2歳・0歳)が住んで1年で実感したリアル体験
👉 注文住宅で「無理しなくてよかった」と思うこと9選|住んで1年で分かった家づくりの本音
👉 注文住宅のオプションは何をつけた?我が家が追加した設備と不要だったもの
👉 注文住宅の住宅設備まとめ|キッチン・お風呂・洗面台・トイレ・コンセント・玄関のリアルと後悔しない選び方
👉 注文住宅の収納は“分け方”で決まる|脱衣所・WIC・パントリー・シューズクロークの役割分担と後悔しない間取りの考え方



コメント