
せっかく注文住宅を建てるなら、できるだけ理想を詰め込みたいよね!

でも、こだわるほどお金も悩む時間も増えるんだよね。

とはいえ、妥協して後悔するのも嫌だよね。

だからこそ、頑張るところと、頑張らないところを決めておくのが大事なんじゃない?
注文住宅は、間取りも設備も自分たちで選べるのが魅力です。
でも、自由に決められるからこそ、悩むこともたくさんあります。
私も家づくりを始めたころは、InstagramやYouTubeで情報を集めていました。
ところが、調べれば調べるほどいろいろな意見が出てきて、「結局、どれが正解なの?」と分からなくなることも。
そんな我が家ですが、約31坪の注文住宅を建て、夫婦と子ども2人で暮らして1年以上が経ちました。
実際に暮らしてみると、頑張ってこだわらなくてもよかったことや、無理にお金をかけなくてよかったことが見えてきました。
今回は、そんな我が家の「無理しなくてよかったこと」を9つ紹介します。
家づくりで悩みすぎている方や、予算内でどこまでこだわるべきか迷っている方の参考になればうれしいです。
1. 家を建てるタイミングを待ちすぎなかった
家を建てると決めたとき、もっと貯金してからの方がいいのか、子どもが何人になるか分かってからの方がいいのか、迷いはありました。
でも、我が家はもともと「いずれは戸建てが欲しい」と考えていたので、必要以上に先延ばしせずに家を建てました。
結果的に、あのタイミングで建ててよかったと思っています。
実際、住宅ローンの金利は上がっていますし、工務店からも「契約が1か月遅れていたら、建築費が上がっていた」と言われました。
土地の価格については、当時と今を正確に比較できていません。ただ、少なくとも我が家の場合は、待てば必ず安く建てられたとはいえません。
もちろん、家を建てる時期によっては、もう少し待つ方がいい家庭もあると思います。無理な住宅ローンを組んでまで、急いで建てる必要はありません。
それでも我が家は、早めに家を建てたことで、子どもたちが家の中で元気に過ごしていても、以前より周りを気にしすぎずに暮らせるようになりました。
子ども部屋も2部屋つくりましたが、子どもが1人の時期でも、仕事部屋や収納として使えます。
家づくりは大きな買い物なので慎重になりますが、完璧なタイミングを待ち続けるより、自分たちにとって無理のないタイミングを考えることも大切だと感じています。
2. 家づくりにこだわりすぎなかった
家づくりを始めると、InstagramやYouTubeには参考になる情報がたくさんあります。
便利な設備、おしゃれな間取り、細かいコンセントの配置など、見ているうちに「あれもいいな」「これも取り入れたいな」と思うことも増えていきます。
ただ、調べれば調べるほど、いろいろな意見が出てくるんですよね。
ある人にとっては便利なものでも、別の人は「いらなかった」と言っていたり。
結局、何が正解なのか分からなくなることもありました。
さらに、希望するものが決まったとしても、それを実現してくれる工務店を自分で探すのは簡単ではありません。
こだわりたいことが増えるほど、情報収集にも工務店探しにも時間がかかります。
もちろん、間取りや設備など、暮らしやすさに関わる部分はきちんと考える必要があります。
でも、細かいところまで全部にこだわらなくても、暮らし始めてから困らないことも多いです。
我が家も、住んでみると「ここはもっとこうすればよかった」と思うことはありますが、細かな違いをずっと気にしているわけではありません。
大事なところは考える。でも、すべてを完璧にしようとしない。
これくらいの気持ちで家づくりを進めてもよかったなと思います。
3. キッチン・お風呂・トイレを必要以上にグレードアップしなかった
注文住宅を建てるとき、キッチンやお風呂、トイレなどの水回りは、グレードアップしたくなる場所のひとつです。
ショールームで実物を見ると、デザインも機能も魅力的なものがたくさんあります。
グレードを上げれば、見た目がよくなったり、便利な機能が増えたりするのも事実です。
でも、当然ながら金額も上がります。
そこで我が家は、「そのグレードアップに、金額に見合う価値があるのか?」を考えました。
その結果、我が家にとっては少し贅沢なものだと判断し、必要以上のグレードアップはしませんでした。
判断の基準にしたのは、賃貸のときと比べて不便に感じるかどうかです。
賃貸の設備と同じくらい使えれば、特に不便は感じないだろうと考えました。
実際に暮らしてみても、標準仕様だからといって困ることは、今のところ特にありません。
もちろん、こだわりたい機能があるなら、予算をかける価値はあると思います。
ただ、設備はグレードを上げるほどよい、というわけでもありません。
自分たちが必要としている機能にお金をかける。必要のない機能には、無理にお金をかけない。
我が家には、この選び方が合っていました。
実際に使っている設備については、こちらで詳しく紹介しています。
▶︎トクラスBbの評判は?コラージアとの違い・後悔を1年使った本音レビュー【子育て家庭の実体験】
▶︎トクラス エブリィのお風呂で後悔した?1616サイズを1年使ったリアルな評判と本音レビュー
▶︎注文住宅のトイレはどうする?2階トイレありのリアルと後悔しない選び方
4. 家具をすべて新しく買い替えなかった
新しい家に引っ越すなら、家具も新しくそろえたくなりますよね。
でも、我が家は賃貸で使っていた家具を、そのまま新居に持っていきました。
理由は、子どもがまだ小さかったからです。
実際に暮らしてみると、家具に傷がついたり、おもちゃをぶつけられたり、壁にボールペンで落書きされたり。
新しい家でも、子どもがいると想像以上にいろいろなことが起こります。
もし引っ越しのタイミングですべての家具を新調していたら、傷や汚れがつくたびに気になっていたかもしれません。
もちろん、家具のサイズが合わないなど、新居で使いにくいものは買い替える必要があります。
でも、まだ使える家具まで、引っ越しに合わせて無理に新しくする必要はありませんでした。
子どもが大きくなってから、必要に応じて買い替えるのでも十分です。
新居だからといって、全部を新品にしなくても大丈夫。
浮いたお金をほかのことに使えるのも、よかった点です。
5. 大きな庭をつくらなかった
家を建てるなら、広い庭で子どもを遊ばせたり、家庭菜園を楽しんだりする暮らしにも憧れます。
でも、我が家は大きな庭をつくりませんでした。
理由は、庭の管理が大変そうだったからです。
実際、庭が大きくなくても、雑草は生えてきます。
それを抜いたり、手入れしたりする必要があるので、広い庭があれば、その分管理する範囲も増えます。
ズボラな私には、広い庭をきれいに維持するのは大変そうだと感じました。
今はプランターで野菜を育てたり、ちょっとした植物を楽しんだりしています。
これくらいでも、十分に楽しめています。
もちろん、庭で子どもを遊ばせたい人や、ガーデニングが好きな人にとっては、広い庭が大きな魅力になると思います。
でも、我が家の場合は、庭を広くすることよりも、管理に手間がかからないことを優先して正解でした。
憧れだけで広くするのではなく、建てたあとに自分たちが管理できる広さを選ぶ。
これも、ラクに暮らすために大切なことだと思います。
6. 家を必要以上に大きくしなかった
我が家の家は、約31坪です。
家づくりの途中では、もう少し広くした方がいいのか、収納を増やした方がいいのかと考えることもありました。
でも、実際に暮らしてみると、家族が過ごす時間の長い場所は、やっぱりリビングです。
家全体を大きくしても、すべての部屋を同じように使うわけではありません。
それに、家が広くなれば、掃除する範囲も増えます。
部屋や収納が増えれば、その分、管理する場所も増えます。
ズボラな私にとっては、必要以上に広くしなかったことで、掃除も管理もラクにできていると感じます。
もちろん、家の広さは家族の人数や持ち物、暮らし方によって必要な広さが変わります。
また、光熱費は家の広さだけで決まるものではなく、断熱性能や設備、冷暖房の使い方などにも左右されます。
それでも我が家は、今の広さで特に困っていません。
広い家が正解とは限らない。自分たちが無理なく管理できる広さも、立派な選択肢だと思います。
7. 夫婦で好みをすべて一致させようとしなかった
注文住宅では、外観や内装の色、設備など、夫婦で好みが分かれることもあります。
我が家も、私には私の好みがあり、夫には夫の好みがありました。
できることなら、自分の好きな色やデザインで家全体をまとめたい気持ちもありました。
でも、夫婦で暮らす家なので、すべてを自分の理想どおりにするのは難しいものです。
お互いの希望を聞きながら、折り合いをつけて決めていきました。
もちろん、今でも「全部、自分の好きな雰囲気にできたらよかったな」と思うことはあります。
でも、家づくりは一人だけのものではありません。
どちらか一方が我慢し続けるのではなく、お互いが納得できるところを探すことも大切だと思います。
家づくりで決めたことも、夫婦で話し合ったことも、今では我が家の思い出のひとつです。
100%自分好みの家を目指すより、家族みんなが気持ちよく暮らせる家を目指す。
そんな考え方も、我が家には合っていました。
夫婦で意見が分かれたときの話し合い方については、こちらの記事でも紹介しています。
▶︎注文住宅で夫婦の意見が合わないときの決め方7つ|家づくりで実際に喧嘩した我が家の体験談
8. 住宅ローンを組む前に、無理に転職しなかった
我が家では、夫の転職は家を建てたあとでした。
家を建てる前から、夫は転職を考えることもありましたが、住宅ローンの審査への影響が気になっていました。
転職すると住宅ローンが必ず通らなくなるわけではありませんが、勤続年数や収入など、金融機関が確認する条件はあります。
そのため、我が家は住宅ローンを組む前に無理に転職することはせず、まずは家を建てることを優先しました。
新居に引っ越したあと、子どもも生まれ、夫は改めて転職活動を始めました。
以前の仕事は営業職で、出張が多い働き方でした。
新しい家で家族と過ごす時間が増えたこともあり、今後の働き方を考えるきっかけになりました。
転職後は年収が下がりましたが、家族との時間や働き方も含めて考えた選択でした。
もちろん、転職を先にした方がよいケースもありますし、住宅ローンの審査条件は金融機関によって異なります。
転職を考えているなら、住宅ローンへの影響を金融機関に確認したうえで、タイミングを考えるのが安心です。
我が家の場合は、先に家を建て、その後に働き方を見直したことで、順番としてはよかったと感じています。
▶︎家を建てた後に夫が転職|住宅ローン返済中、2人目出産後の我が家の体験談
9. 完璧な家を目指さなかった
注文住宅を建てると、どうしても「後悔したくない」という気持ちが強くなります。
高いお金を払うのだから、できるだけ失敗したくない。
できることなら、何年たっても満足できる家にしたい。
そう思うのは自然なことだと思います。
でも、実際に暮らしてみると、もっとこうすればよかったと思うところはあります。
「これがあったら便利だったかも」と思うこともあれば、「なくてもよかったかな」と感じることもあります。
それでも、家全体に不満があるわけではありません。
家族でごはんを食べたり、リビングでくつろいだり、子どもたちが家の中で遊んだり。
そんな何気ない時間を過ごせることが、今の暮らしの満足につながっています。
もし家づくりのときに、すべての後悔をなくそうとしていたら、もっと悩んで、もっと時間をかけていたかもしれません。
それでも、完璧な家になったとは限りません。
大切なのは、後悔がひとつもない家を建てることではなく、家族が気持ちよく暮らせる家をつくること。
我が家は、そう考えるようになりました。
まとめ|頑張るところと、頑張らないところを決めよう
注文住宅で、我が家が無理しなくてよかったと思うことを9つ紹介しました。
- 家を建てるタイミングを待ちすぎなかった
- 家づくりにこだわりすぎなかった
- 水回りを必要以上にグレードアップしなかった
- 家具をすべて新しく買い替えなかった
- 大きな庭をつくらなかった
- 家を必要以上に大きくしなかった
- 夫婦で好みをすべて一致させようとしなかった
- 住宅ローンを組む前に無理に転職しなかった
- 完璧な家を目指さなかった
家づくりでは、考えることも決めることもたくさんあります。
だからこそ、すべてに全力を注ぐ必要はありません。
こだわりたいところにはお金も時間もかける。反対に、自分たちにとって必要性が低いものは、無理に取り入れない。
我が家も、もっとこうすればよかったと思うところはあります。
それでも、約31坪の家で、家族と気楽に暮らせている今の生活には満足しています。
完璧な家を目指すより、ラクに暮らせる家を目指す。
これから家を建てる方も、悩みすぎず、自分たちに合った選択をしてもらえたらうれしいです。
関連記事もあわせてどうぞ。



コメント