はじめに
「家を建てたい。」
そう思って最初にぶつかったのが、
「何から調べればいいの?」
という疑問でした。
間取り、土地、工務店、住宅ローン、性能、設備…。
調べることが多すぎて、最初は何が正しいのか全く分かりませんでした。
私は育休中だったこともあり、約半年間ほぼ毎日家づくりについて調べました。
昼間に私が情報収集し、夜に夫へ共有する。
そんな生活を続ける中で気づいたのは、
「情報をたくさん集めること」が目的ではなく、「自分たちの判断基準を作ること」が大切だった
ということです。
この記事では、実際に私が行った情報収集の流れと、「やってよかった」と思う勉強方法を体験談として紹介します。
家づくり全体の流れを知りたい方は、こちらの記事も参考になります。
我が家が情報収集にかけた期間
家づくりを本格的に考え始めてから契約するまで、およそ半年。
育休中だったこともあり、平日は子どもがお昼寝している時間などを使って、毎日のように調べていました。
YouTubeは100本以上見たと思います。
夜になると、
「今日はこんな動画を見つけたよ。」
「この間取りいいと思う。」
と夫に共有。
夫はあまり調べるタイプではありませんでしたが、
「私はこう思うけど、どう?」
と相談すると、
「いいと思う。」
と背中を押してくれることが多く、最終的な判断は夫婦で一緒にしていました。
今思えば、
私は調べて悩むタイプ、
夫は調べなくても決断できるタイプ。
正反対だからこそ、ちょうどよかったのかもしれません。
最初は「理想の家」を見るところから始めた
家づくりを始めた頃は、とにかく楽しかったです。
Instagramでおしゃれな家を見たり、
YouTubeでルームツアーを見たり、
「こんな家いいな。」
と理想ばかり膨らませていました。
でも、途中で気づきました。
我が家は、
おしゃれな家を建てたいというより、
暮らしやすい家を建てたい。
デザインだけを追いかけても、自分たちにはあまり意味がないことに気づいたんです。
それからはInstagramを見る時間が減り、
生活動線や収納、間取りを紹介する動画を見ることが増えました。
理想ばかり見ていた私が、現実的な家づくりへ考え方が変わったきっかけはこちら。
次に最低限の住宅性能を勉強した
次に調べ始めたのが、
住宅性能でした。
UA値
C値
断熱
気密
換気
最初は聞いたこともない言葉ばかりでした。
特に欠陥住宅を紹介する動画は何本も見ました。
正直、
かなり怖くなりました。
でも調べるうちに、
「完璧な家」を目指すより、「最低限安心できる性能」があれば十分
という考えに変わっていきました。
性能を学んだ結果、「完璧を目指さない」という考え方に変わりました。
いろいろな人の意見を見て判断基準を作った
一番見ていたのは、
せやまさんの動画です。
ただ、
最初から全部信じていたわけではありません。
他にも、
- なすびのおうち
- 家づくりヒーロー
- まかろにお
- 職人社長の家づくり工務店
- アキラ先生の住まい間取り教室
など、
工務店
住宅業界の人
設計士
実際の施主
立場の違う人の動画をたくさん見ました。
すると、
驚いたことに、
言っていることが全然違うんです。
「この屋根材がいい。」
「いや、それはおすすめしない。」
「この窓がいい。」
「その性能はいらない。」
何百万もの値引きが当たり前という話もあれば、
値引きしない会社もある。
最初は、
「結局どれが正解なの?」
と混乱しました。
でも途中から、
正解を探すのではなく、自分たちに合う考え方を探せばいい
と思えるようになりました。
最後に土地・工務店・住宅ローンを調べた
ある程度判断基準ができてから、
ようやく
土地
工務店
住宅ローン
を調べ始めました。
土地は毎日ネットを確認し、
気になる土地は10件ほど現地も見に行きました。
比較したのは2件。
そのうち1件は売れてしまい、
もう1件と比較して今の土地を選びました。
土地を選ぶ基準も、
駅までの距離
広さ
学区
ハザードマップ
価格
必要な駐車場台数
など、
最初に条件を整理していたので、
最後は迷うことなく決められました。
土地探しで実際に意識したポイントはこちらで詳しくまとめています。
工務店も、
紹介されたのは1社だけでした。
モデルハウス巡りや何社もの比較はしていません。
ただ、それまでに十分情報収集をしていたので、
「この考え方なら自分たちに合う」
という確信を持って契約できました。
工務店を決めた理由はこちらで詳しく紹介しています。
住宅ローンは、
提携していた地方銀行とauじぶん銀行を比較。
ネット銀行の金利は魅力的でしたが、
土地購入までのスケジュールがタイトだったため、
手続きの安心感を優先して提携銀行を選びました。
我が家が住宅ローンを選んだ流れはこちら。
情報収集をたくさんしたから、比較は少なくて済んだ
今振り返ると、
我が家は比較した数は多くありません。
工務店は1社。
設備メーカーも1社。
土地も最後は2件。
住宅ローンも2社。
でも、
比較する前に、
たくさん調べました。
だから、
「何を比較すればいいか」
が分かっていました。
情報収集で判断基準を作ったから、
比較する数が少なくても納得できた。
これが我が家の家づくりだったと思います。
比較しなかったからこその良かったこと
もちろん、
もっと比較していたら、
さらに納得できたかもしれません。
実際、友人は何社も見学して、
時間をかけて悩んでいました。
それも楽しそうだなと思いました。
でも我が家は、
比較を減らしたことで、
家づくりがとてもスムーズでした。
予定より早く新居で生活を始められました。
その後、
土地価格も
建築費も
住宅ローン金利も
上がっています。
結果的に、
早く決断したことは良かったと思っています。
そして何より、
下の子を新築で迎えられたこと。
これは我が家にとって大きな思い出になりました。
我が家が比較したもの・比較しなかったものは、こちらで詳しくまとめています。
よくある質問(Q&A)
- Q家づくりは何から調べればいいですか?
- A
最初は間取りや施工事例など、「こんな家に住みたい」というイメージを持つところから始めるのがおすすめです。
そのあとに住宅性能を学び、土地・工務店・住宅ローンという順番で調べると、情報が整理しやすくなります。
- QYouTubeだけを信じても大丈夫ですか?
- A
私はYouTubeを一番参考にしましたが、1人の発信だけを信じることはしませんでした。
立場の違う人の意見を見比べながら、自分たちに合う考え方を見つけることを意識していました。
- QInstagramは参考になりますか?
- A
最初は参考にしていました。
ただ、途中からは見た目よりも暮らしやすさを重視したかったため、生活動線や収納、間取りを紹介するYouTubeを見る時間が増えました。
- Q情報収集にはどれくらい時間をかけましたか?
- A
我が家は約半年間です。
育休中だったこともあり、平日はほぼ毎日調べていました。
そのおかげで、最後は迷いが少なくなりました。
- Q情報収集しすぎて迷ったらどうすればいいですか?
- A
私も一度、完全に情報迷子になりました。
そのときに助けになったのは、「全部を比較すること」ではなく、「自分たちは何を優先したいか」を決めることでした。
判断基準ができると、情報に振り回されにくくなります。
情報収集が終わったら、次は実際の家づくりが始まります。
我が家が住んで1年で「やってよかった」と思ったことはこちらです。
まとめ
家づくりの情報収集で一番大切だったのは、
「たくさん調べること」ではなく、「自分たちの判断基準を作ること」でした。
その基準ができたからこそ、
工務店も、
土地も、
設備も、
必要以上に迷わず決めることができました。
もし今もう一度家を建てるとしても、最初にやることは同じです。
まずは情報収集。
そして、
「自分たちはどんな暮らしをしたいのか」
を考えることから始めます。
家づくりの流れを時系列で読みたい方は、体験談一覧もご覧ください。


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